薩摩の歴史・風土を背景に産み出されてきた400点を超える薩摩武具は何を語るのか
目次
第一編 薩摩の歴史・風土背景と武具の特徴
Ⅰ.戦う薩摩の歴史(~西南戦争)
Ⅱ.薩摩のいくさと軍法・戦法
Ⅲ.薩摩士風
Ⅳ.薩摩武具とは
Ⅴ.薩摩武具の用と美、行方、並びに向き合い方
Ⅵ.薩摩武具の特徴
第二編 薩摩武具(所蔵品)の紹介
Ⅰ.薩摩刀(戦国期波平刀を中心として)
Ⅱ.薩摩拵
Ⅲ.薩摩刀装具
Ⅲ-1.薩摩鐔
Ⅲ-2.薩摩縁頭
Ⅲ-3.薩摩柄前
Ⅲ-4.その他の薩摩刀装具等
Ⅲ‐5.薩摩刀装具一作組
Ⅳ.薩摩筒(火縄銃)
Ⅴ.薩摩甲冑
Ⅵ.戦いの痕跡
Ⅶ.島津家一門所縁のもの
著者紹介
古川 自剣隆
昭和35年(1960年)、鹿児島に生まれる。
鹿児島県立鶴丸高等学校、東京大学法学部卒業。
大手情報通信会社に入社、取締役常務執行役員、関連会社代表取締役を経て現在に至る。
中学時代から鹿児島の郷土史に深い関心を持ち、歴史遺産や歴史資料館を精力的に見学、就職後は薩摩の武具や薩摩焼、郷土書籍を中心に多数収集するなど、仕事のかたわら、趣味として南九州郷土資料研究に取り組む。

